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俳優指導者養成ゼミ2003 関連情報

ゼミ・レポート<2003年度>

●受講生アンケート:たま吉 Up:2004/03/18
Q.何か新しいことがありましたか?自分について発見しましたか?どんなことが面白くて、何が嫌でしたか?あなたの意見を書いてください。

森下駅から、森下スタジオまでが何年も通いつめた通学路みたいに懐かしくなってしまいました。内容が濃すぎて、あの2週間が人生の中で高いところに浮上している感じ。

確かに、私はそれまでの芝居創りに行き詰まっていました。自分の思いつく限り全てのことをやり尽くしても「こんなはずじゃない。」と頭を抱えてしまう、正に泥沼の中にいて、精神的にも肉体的にも追い詰められた状態だったと思います。

1日目、少し緊張して行ったのですが、一歩中に入るとスタジオ中から「welcome!」と言われているような不思議な開放感がありました。

おそらくその開放感は、主催者である川南さんと講師陣の、熱意と誠意と演劇への飽くなき好奇心が作り出した、独特の空間が引き起こすものだったのではないかと思います。そこにみんなが加わってさらに唯一無二の世界になった。

「人選」という言葉を皆も使っていたけれど、一番大事なのはやはり「人」だったと思います。今まで私が受けた退屈な稽古、退屈な本、退屈な演出、退屈なワークショップ・・といった全ての退屈な演劇経験がなぜ退屈だったのかを考えてみると、それは「人」の存在感や、個々が受けるそれぞれの感情を軽んじていたからじゃないのか、と思えてきました。

そして私も、「人」を軽んじる人間になってしまっていたのではないかと気づきました。自分も含めて人間に興味を持ちたいと思いました。八方塞だった私に、「ここだよ。」と、扉を示してくださった川南さんと講師の皆さんに、本当に感謝しています。

それと、貴重な経験についてもう一つ。
私はゼミの途中で怪我をしてしまいましたが、その時の講師の方々の導き方に胸が熱くなりました。こういうゼミの中で体調を悪くしたりして見学することになると、とたんに蚊帳の外みたいな、嫌な疎外感を味わったりするものなのですが、私は座って見ていなければならない時も一時も「見学している」という気持にはなりませんでした。体は動いていなくても常に私はみんなと一緒に歩いていて、走っていて、同じ体験をしていました。

これは、凄いことだと思います。本当に優れた指導者でなければ、そんな気持にさせることは出来ません。そういう人になりたい、と強く思いました。
これが私の一番大事な体験です。

嫌だったこと。女子トイレの扉がよく外れました。
そんなことくらいしか思いつきません・・。
細かいですが、朝は10時開始でもいいかもしれません。最初のフィードバックのみんなの話が面白くて、もうちょっと聞きたい時もあったので。

Q. ゼミは2004年度にも開催を予定しています。プログラムは今回と同じような感じになりますが、参加者としての視点で、次回のコースがこんなだったら受講生にはいいかもなどアドバイスがあれば教えて下さい。

さちさんのインプロでニックネームをつけたこと。
これって、めちゃくちゃ重要だったと思います!
名前が変わることで、普段の自分から上手く脱皮(?)して、ゼミの中で、新しい自分を誕生させられたんじゃないかなあ。
私は始め、「たま吉」とか呼ばれて「なんだよ、それ!」って嫌だったけど、日が経つにつれ自分が「たま吉」っぽい顔になってきたのを感じたのですよ。そして、普段の自分を忘れてエクササイズに素直に没頭できたと思う。
名前の効果って、絶対に凄いと思います。皆がお互いを好きになれたのもきっとそれの影響が強いと思う。今は、この名前がとっても気に入っています。
今度も、最初にニックネームつけるの、是非やってくださいって、さちさんにお伝えください!


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