September 30, 2005
芸術文化振興基金説明会:大阪
芸術文化振興基金の平成18年度助成対象活動募集等の説明会にいってきました。
今回の大きな変更点は文化庁の芸術創造活動重点支援事業の申請が、
芸術文化振興基金の申請書と同じ様式になった(同じ申請書で2カ所にだせるということ)、
また申請の窓口も振興基金になった、ということ。
重複申請できる(採択は1事業についていずれか1つ)ことが特徴でしょう。
また文化庁の国際芸術交流支援事業「海外公演」「二国間交流」などの申請受け付け時期が
11月後半になったこと、でしょう。
この説明会では、毎年、全体への説明の終了後に、個別質問の時間も設けてあります。
しかし、基金側、文化庁側の説明のあと、会場からの質問を受ける際、
あいかわらず「制度全体について」と言われているのもかかわらず、個別の質問ばかり。
なかには「そんな知識で申請するのかしら」という方もいらっしゃって。。。
申請書を読めばそこに書いてあることを、質問する。
それもそれなりにキャリアのある年齢の方からの質問を聞いていて、
「文章を読めない(理解できない)のは若者だけではない」と思いました。
制度を作る側がそれなりに使い易い制度に変えていく一方、
制度を利用する側の勉強不足は相変わらずのようでした。
投稿者 川南 恵 : 04:25 PM | コメント (0)
September 28, 2005
お急ぎください、〆切りまで、カウントダウンです!
10年後、あなたは演劇、続けていますか?
10月5日(水)第4回の「俳優がぐんぐん育つトレーニングのプログラム法!」まであと1週間です。
こういうセミナーなどでは、情報の数値化や事実の提示も必要ですが、
たとえ話にするとわかりやすく説明できることもあります。
ゲストのヴォイス・ティーチャーの池内さんと打ち合わせをして、1つ素敵なたとえ話を作りました。
「ぽんぽん山とエベレスト山」
さて、どんな話でしょう?
申込み、まもなく〆切りますので、お早めに!
投稿者 川南 恵 : 01:38 PM | コメント (0)
September 26, 2005
私がこの芝居は見にいこう!と思う時
私は、自分がどういった場合に、芝居を見にいこうと思うのか、順位をつけてみました。
第1位「自分の好みの作品(戯曲)である」
特定の好きな作品が1番で、次に好きな劇作家となります。
すでに書かれた戯曲(知っている)になるので、新作は含まれません。
第2位「仕事として見ておくべき公演である」
これは仕事がら当然の事です。
第3位「友人などが強く薦めた公演である」
信頼する方々からの意見を信用します。
私は日本では「絶対に見に行く」という特定の劇団や、俳優の方や、演出家の方がありません。
また申し訳ないのですが、知り合いが出演/演出しているから出かけていく、という動機もとても低い方です。
そして過去二十数年で相当数の観劇経験があるので、「なんにでも興味をもって出かけていく」といった気合いもありません。
こうやって順位をつけてみると私を劇場へと促す外からの要因は、第3位の「友人の薦め」ということになります。
情報は口コミで、の典型的な観客かもしれません。
投稿者 川南 恵 : 01:04 PM | コメント (0)
September 23, 2005
2学期始まる
9月19日より新国立劇場 演劇研修所 の2学期がはじまりました。
研修生はそれぞれに楽しく、有意義な夏休みを過ごしたようです。
11週間の1学期を終え、たっぷり8週間の夏休みのあと、これから14週間の長い学期となります。
11・8・14。
この数字に意味はあるのでしょうか?
”なぜ、休みをこんなに長く取るの?”
”休んでいる間に、1学期にならったことって忘れるんじゃない?”
”次のステップにはどんなことを勉強するの?”
それについては10月5日(水)の 俳優がぐんぐん育つトレーニングのプログラム法!でもお話しようと思います。
アーツマネジメントセミナー「10年後、あなたは演劇、続けていますか?」はまもなくです。
お申込みはあと若干名受け付けますので、お急ぎください。
投稿者 川南 恵 : 09:27 PM | コメント (0)
September 13, 2005
笑顔も、お詫びも、コストは0円
先日、知り合いの方から、スタッフの当日券の対応についてがっかりした
という話を聞きました。キャンセル待ちで並んでいたのだが入れなかった、
その時の制作者の対応に誠意を感じなかったそうです。
名のある劇場で、名のあるプロデュース会社の方の対応だったそうです。
また、やはり名のある劇場で、劇場の制作スタッフが似たような対応をし
たとも聞きました。
これは大変残念な事だと思います。
「入れないかもしれない」というのは当日券を購入しようとする際のリスク
です。座席数は決まっていますから、券が出せないのは仕方がない。
しかし、その方々も大切なお客様であることには変わりありません。
チケットのもぎり係も、会場係も、当日券担当者も、お客様にとってはその
公演の「一部」なのです。貸し館公演であろうが、劇場主催公演であろうが、
「券はないんだからしょうがないでしょ!」という雰囲気を感じさせるよう
な接客は絶対にすべきではありません。
(実は、私自身も過去に1度、似たような対応をしてしまったことがあって、
それ以来、2度しないと心に刻みつけていることでもあります。)
くだんの当日券を担当した人達は、一般のお客様は、劇場に来ること丸ごと
を楽しもうとしていることに気がつかないのでしょうか?
この話を聞いて、私が以前経験したことを思い出しました。
海外の劇場で楽しいことの1つに、
劇場で働く人とのちょっとしたコミュニケーションがあります。
数年前にロンドンのRSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)で、
薔薇戦争8部作連作の第1弾、「リチャード2世」をみようとしましたが、
前売り完売でした。知り合いの出演者に頼んでもダメでした。
しかしどうしても見たいと思い、ダメもとで当日券を買いにいきました。
噂で早朝から並ばないととだめだ(ロンドンでは珍しいことです)という
ことだったので、朝7時に着きました。
しかし、すでに並んでいて、私は11番目でした。
そして、その日の当日券の最後の1枚を私は手に入れました。
夜、劇場にいって、当日券を入手したことがあまりに嬉しかったので、
会場係の人に「私、今日の当日券、最後の1枚を手に入れたの」と言ったら、
「よかったねぇ、あなたは運がいいね。この芝居、凄くいいから、楽しんでね」
と満面の笑顔で言ってくれました。
私はとっても気分がよくなって「やっぱりこの劇場、好きだなぁ」と思いました。
聞いた話ですが、ロンドンでは演劇の世界(制作の世界)にはいる道として、
まず劇場のチケット売り場の売り子からってことがよくあるらしいのです。
私が以前一緒に仕事をしたウエスト・エンドの大きな劇場のジェネラル・マネージャーも、
この世界に入ったのはbox office(劇場内のチケット売り場)からだったそうです。
このようなシステムだからこそ、劇場のスタッフが劇場で育っていく、
本当にその劇場を愛している=作品を愛しているということができるのかもしれません。
日本とはシステムが違う、と言ってしまえば、それまでです。
しかし。
お客様を迎える笑顔も、申し訳ないのお詫びの一言も、コストがまったくかからないのに。
なんとも残念なことです。
投稿者 川南 恵 : 02:08 PM | コメント (6)
September 08, 2005
【お知らせ】藤野節子マイズナー・テクニック・ワークショップ、10月開催
マイズナー・テクニックは型にはまりがちな演技をしてしまう人や、「演技をしよう、
しよう」とする俳優たちから不自然さを完全に取り払うことに有効なテクニックです。
藤野節子 マイズナー・テクニック・ワークショップ
マイズナー・テクニックは,スタニスラフスキー・システムを初めて
アメリカで学んだグループの一人・サンフォード・マイズナーが
始めました。「作られた状況下を真実に生きる」ことを目指した
トレーニングです。基本エクササイズであるリピティション・ゲーム
(言葉の繰り返しゲーム)を使い,本来私たちが持っている動物的・
直感的な感覚を磨き,相手に反応する/その一瞬一瞬に反応すること
を会得します。
日程:全9回
10月20日(木)、27日(木)
11月4日(金)、10日(木)、17日(木)、24日(木)
12月1日(木)、8日(木)、15日(木)
時間:10:00ー13:00
会場:芸能花伝舎(新宿区西新宿6?12?30)
参加費:2000円/1回
定員:12名
*段階を経て進んでいくテクニックなので、全回参加されることをお勧めしますが、
単発でも受け付けております。ご相談下さい。
参加ご希望の方は
①お名前、②年齢、③所属、④最近の出演した舞台(3本)、⑤連絡先
を下記アドレスにご返信下さい。お問い合わせも、こちらのアドレス,
もしくは下記携帯電話にて行っております。
e-mail: yakagi63@ezweb.ne.jp
Tel: 080?5404?5987(明樹・あかぎ)
主催:俳優指導者アソシエーション
藤野節子プロフィール
1992年より大阪の劇団桃園会(深津篤史主催)に所属。
そのほとんどの公演に出演。松田正隆作・平田オリザ演出「月の岬」など
外部出演多数。2002年、同劇団を退団後、2003年9月より
1年間文化庁新進芸術家留学制度にてロンドンに留学。
マイズナー・テクニックを学ぶ。
投稿者 川南 恵 : 12:45 PM | コメント (0)
September 07, 2005
【お知らせ】池内美奈子のVoice & Speech WSが急遽10月開催決定!
ヴォイス・ティーチャーの池内美奈子さんの話題が続いてしまいますが、
ワークショップが急遽決定したので、お知らせします。
新国立劇場演劇研修所から、現役のプロの俳優の指導で超多忙な池内さんのワークショップは、
最近開催されにくくなってきているので、是非この機会を逃さないでください。
池内美奈子の Voice Course 俳優のための声と言葉のトレーニング
「Voice & Speech 声と言葉の基礎トレーニング」
期間:2005年10月11日(月)~14日(金)
時間:11:00~17:30(昼休み含む)
会場:東京森下スタジオ(東京都江東区森下)
参加費:25,000円
対象:プロの俳優
定員:14名
申込書請求・お問い合わせ先:チームブーギー内ヴォイスWS係
e-mail:teamboogie@myad.jp (担当:中野)
締切:10月4日(月)必着(書類選考有) 定員に満たない場合は直前まて?
ヴォイス・トレーニングとはただ発声をするだけではありません。
舞台に立って、声と言葉を発したとき、観客の想像力をいかにかきたて、
物語をおし進められるか、その力のトレーニングです。
心と身体と声をつなげる長い道のりです。
今回は初心に戻り、心と身体と声をつなげる最初の一歩を踏みます。
人間のコミュニ ケーションを飛び込み台とし、
一方では身体、呼吸、共鳴、言葉の取り組み方といった技術と、
もう一方では感受する筋肉、伝達する筋肉をバランスよくトレーニングします。
投稿者 川南 恵 : 03:02 PM | コメント (0)
September 06, 2005
「俳優がぐんぐん育つトレーニングのプログラム法」って、じゃあ、何?
10月5日(水)に開催される「10年後、あなたは演劇、続けていますか?」
第4回は「俳優がぐんぐん育つトレーニングのプログラム法」というテーマです。
このセミナーは「滑舌を良くするのにどんなエクササイズがあるか」という類のセミナーではないです。
たとえば、ちまたで行われている2週間のワークショップや月1回のレッスンなどに通って技術を
向上させようとしている俳優さん達には、その機会をどう生かしていくか、またその機会の後、
「何ができるか」などをお話できると思います。
たとえば、小劇場の劇団の主宰の演出家さん達には、若い劇団員の技量をアップさせるためには、
どのような段階を経て、「何をしていけばいいか」をお話できると思います。
たとえば、外部で教えることを求められている演出家さんや俳優さんに、プロを教える内容と、
未経験者で俳優志望の人と、それ以外の人を教えることの「違いは何か」をお話出来ると思います。
たとえば、劇団やその他の養成所や大学などでカリキュラムを作成している方には、いくつかの事例を
挙げながら、「具体的で段階的な」中・長期の俳優養成のプログラム方法をお話出来ると思います。
そんなセミナーです。「ここだけの話・・・」も飛び出すかも。
”30名限定”ですので、申し込みはお早めに。
投稿者 川南 恵 : 05:20 PM | コメント (0)
September 05, 2005
集客の現況を強く自覚するために
「10年後、あなたは演劇、続けていますか?」の受講者の集まり具合を申込者リストとは別に図表にしています。
四角い表を作って、定員数分のマス目を入れ、1つ1つに1から順に番号をふったものを作成し、
申込がある度に、数字にバッテンをつけて消していくのです。
それを机の目の前に貼っておく。
この表を使って目に見える形で、今、何人集まっているかの情報を自分に認識させます。
目の前にありますから、頻繁に見ることになります。
目標は絶対達成する。
そのために、自分の意識に現状をしっかり認識させる方法です。
保険会社などでグラフにしているような、あんな感じです。
目がその図を見るたびに、脳に情報は送られます。
標識とか、文字とか、目に見えることで自分の脳に具体的に求めるもの、目標を意識させる方法です。
この表を見ることで、バッテンを1つでも増やすための方法を常に考える。
1日に何度も脳にある情報と情報をつなげて、あるいは外からの情報を取り入れて、
アイディアを生み出すことを促進させるのです。
単純なことですが、効果、ありますよ。
投稿者 川南 恵 : 11:25 AM | コメント (0)
September 04, 2005
池内美奈子ワークショップ/ショーケースの感想
劇団サニーサイドウォーカーの森川佳紀さんのblogララララブライフで8月28日に東京森下スタジオで行われた
池内美奈子のショーケース、アフタートーク&シンポジウムの感想が書かれています。
この記事を発見できたのはBlogShot での検索でした。
管理人のTossyさん、利用させていただいています。
ありがとうございます!
投稿者 川南 恵 : 04:21 PM | コメント (0)
September 01, 2005
DMや招待状をいつごろ送りますか?
机の横にいくつか引き出しのあるA4サイズの書類入れがあります。
その上段は演劇やコンサートなどのチラシ入れになっています。
DMや招待状をいただくと開封し、さっと目を通して、この引き出しに入れる。
だいたい早い月のものを上に並べてあります。
毎月、沢山いただくDMや招待状.
これらご案内ですが、小劇場系の公演のものは、2週間前から3週間前に届くことが多いと思います。
でも、これでは遅いのではないかしら。
だって予定、もう入ってますもの。
商業演劇系やオペラなどのDMはだいたい数ヶ月前、つまり「チケット発売前」に送ってきます。
今手元にあるのでは12月公演とか来年の2月の公演のもの。
これなら、観劇の予定がゆっくり立てられます。
小劇場の劇団では、なぜ遅いのでしょう?
公演の詳細が決められない?
チラシがあがってこない?
DMはそのころに送るべきと思っているから?
あんまり早く送ると忘れられると思ってる?
9月の週末の公演案内をみながら、
「あー、もう予定、決まっちゃってるもの」とつぶやいています。