January 25, 2005
受け渡していく準備
私が舞台芸術の世界で働き始めたのは少し遅くて28才の時。
今年でキャリア17年目になります。
自分の現役引退を17年後の62才と決めていますでの、今、キャリアのちょうど真ん中です。
17年間、いろいろなところでたくさんの人達と仕事をしてきました。
仕事も舞台美術から制作・プロデュースやコーディネートに変化しています。
そして今一番力を注いでいるのは俳優養成などの人材育成です。
どんな仕事でもそうですが、1人で、また1世代で成し遂げられることは不可能です。
特に作品制作のように完成の姿を見ることが可能な仕事と違って、俳優養成などの人材育成は時間がかかります。十何年後にようやくその着手した頃の結果が見えてきます。私達の世代はその仕組みを「立ち上げる」ことでその仕事を終えるでしょう。もしかしたら成果を見られないかもしれません。
今年2005年は俳優養成にとって歴史に残る年となるでしょう。
このアクションはまだ始まったばかりですが、私自身はすでに次世代の人に引き渡す準備を始めています。今から20代、30代の人達と積極的に会い、語り合い、この仕事に向いていそうな人には仕事の機会を提供する。これらを立ち上げと同時進行で行い、受け渡しの準備を始めなければならないのだと思っています。
投稿者 川南 恵 : January 25, 2005 09:27 AM