January 23, 2005
安い席で極上のオペラを
中学生で観劇月10本を誇る藤田一樹さんの観劇レポート にも書かれていますが、オペラなどチケットの高いものも工夫次第では安い席を獲得できます。
私もロンドン留学時代にはロイヤルオペラハウスのAmphitheatre天井桟敷や立ち見Standingを大いに利用しました。2000円以内で最上級クラスのオペラが見られるのですから、それはもうチケット獲得にはりきります。2時間半休憩なしで見た「ニーベルングの指輪:ラインの黄金」が立ち見では最長記録。故G・ショルティ指揮のR・シュトラウス「エレクトラ」1時間45分も立って見た記憶があります。どちらも立っていることなどまったく苦にならない素晴らしい公演でした。
日本では学生割引や当日割引などまだまだ少ないですが、新国立劇場ではZ席が1500円、学生当日割引も50%オフ(残券がある場合)でチケットを販売します。歌舞伎の幕見券も学生さんには安くて利用価値があると思います。
藤田さんのように若い観客がチケットの安い小劇場だけをみるのではなく、オペラやバレエなどのたくさんの異なる舞台芸術に親しんでくれることはとても大切です。若いうちから見る目を養い、幅広い芸術に触れることで将来の創客または芸術家育成にもつながります。この制度がもっともっと普及するといいですね。
投稿者 川南 恵 : January 23, 2005 10:21 AM
コメント
はじめまして。
僕も院生時代、ケルンやミュンヘン、ウィーンなどの歌劇場で立ち見の体験をしました。
確かに、チケットを買うまでの時間は大変でしたが、ミュンヘンでは土地の音大生(ドイツ人)に立ち見席取得の手伝いをしてもらったり、ウィーンでも土地の学生と親しくなったりと、今でも忘れられない思い出になっています。
(ミュンヘンで観た、バルトリの歌うロッシーニの『ラ・チェネレントラ=シンデレラ』は最高でした)
日本では難しい面もあるかもしれませんが、本当に若いうちに様々な芸術(それも水準の高いもの)に接するのはとても大切なことだと、僕も思います。
投稿者 中瀬宏之 : January 26, 2005 09:27 PM
中瀬さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
若いから時間はたっぷりあるんですよね。
芸術を目指すのであればなおさらその時間を
有意義に使って欲しいなと思います。
投稿者 川南恵 : January 27, 2005 09:12 AM