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November 29, 2004

予防注射

先週、インフルエンザの予防注射をしてきました。
来週から始まる俳優指導者養成ゼミで自分がインフルエンザにかかって講師や参加者に感染させてしまうのをさけるため。

実は10年ほど前の冬、2ヶ月間つかなければならない公演中にインフルエンザにかかり、高熱だして数日間休んだことがあって懲りているんです。

なので、ここ数年は冬場に現場があると、予防注射するように心がけています。
連日の現場が続けばどんなに順調で楽しい仕事であっても疲労はたまります。バランスのとれた食事、充分な睡眠、手洗いとうがいなど体調管理を充分にして、さらに1つ事前に手を打っておくのです。
かかりつけの病院では3000円、これでちょっとだけリスクを回避できます。

投稿者 川南 恵 : 02:11 PM | コメント (0)

November 26, 2004

お金で済むならお金で済ませたいこの頃は

自分でプロデュースする場合、時間がかかっても安いもの(場所)を探すことから、お金を払っても時間を節約できるのならその方を選ぶようになりました。材料を買うのも、安い印刷屋を探すのも、それに費やす時間がもったいないと感じてしまう。年齢とともにその感は強くなります。無駄な出費はいやですけど、ある程度のお金で済むのなら、と思うこと、ありませんか?

観劇するのにも自由席より指定席が断然いい。事前に手配しておいて、開演間際まで別のことができる指定席が私にとっての「自由席」です。仕事にしても、チラシ挟み込みにはもう自分ではいかず、誰かにアルバイト代を払って頼むことにしています。安い、しかし交通の便が悪く、そこにいくのに2時間もかかるなら、ちょっと高くても近場で便利な貸会場の方がいい(これはその方が参加してくれる方々にも親切だからという事が1番にあるんですが)。

かといって別に時間に追われているわけではなく、仕事にしてもプライベートにしても立ち止まって考えたり、プランを練り直したりできる余裕のある時間を手に入れたいからなんです。

投稿者 川南 恵 : 03:42 PM | コメント (2)

November 25, 2004

アートマネジメントセミナーin大阪

昨日は大阪市立中央青年センター(大阪市森ノ宮)のアートマネジメントセミナーでお話をしてきました。「舞台芸術制作のAtoZ プロデュースってどんな仕事?企画ってどうやって進めるの?」というタイトルで1時間30分、駆け足でしたが、事後アンケートを拝見する限りおおむね好評だったと思います。

このような依頼は私にとっても勉強になります。
依頼されたテーマや対象者向けにResumeやメモに起こす作業が、自分が普段、なかなかまとめられない思考を整理する機会になるからです。また、参加者の皆さんとお会いして、質問などのやりとりがあることで更に学ぶことができるからです。

今回のセミナーのResumeを作成している最中に、いくつかのテーマをもっと掘り下げてみたいと思い、1つの企画が浮かびました。

来年1月から3回に分けて「ネットワークユニットDuo アーツマネジメントセミナーシリーズVol.1」を開催しようと思います。題して;

「10年後、あなたは演劇、続けていますか?」

  第1回 役者って食べていけるの?いけないの?(2005年1月)
  第2回 あなたの劇団が継続していくための8つのコツ(2005年2月)
  第3回 プロデューサーになる!:経営・運営のエキスパート(2005年3月)

場所は大阪、1回3時間ほどのセミナー(ゲストを呼ぶかもしれません)を考えています。
1回ずつでも連続でも受講できます。各回受講料は3,000円、要予約、定員有り。

詳しい日時などの情報は後日、ここに掲載しますが、メールをいただければご連絡します。
お楽しみに。

投稿者 川南 恵 : 09:21 AM | コメント (0)

November 23, 2004

山猫

ルキーノ・ヴィスコンティという人、ご存じですか?
イタリア貴族の家系に生まれた20世紀を代表する演出家/映画監督で、「家族の肖像」「ベニスに死す」「ルートヴィヒ神々の黄昏」などの作品が有名です。

ヴィスコンティは映画監督として有名ですが、オペラや芝居の演出も、またフランコ・ゼッフィレッリが彼の助手をしていたことなど舞台芸術に関わりの深い芸術家なのです。私は70年代後半から80年代に彼の映画を何本も見て、夢中になっていました。

この秋にも彼の映画が何本も有楽町朝日ホールで上映されていたようなのですが、残念ながら見逃してしまいました。
しかし、現在、山猫完全復古版はテアトルタイムズスクエアテアトル梅田で上映されています。

この作品は脚本や演出はもとより、その美術や衣装は誰にもまねできない豪奢さです。
舞台芸術関係者には必見の映画だと思います。

山猫は映画館では見たことがなかったので、12月に東京で見る予定。
今からものすごく楽しみです。

投稿者 川南 恵 : 10:16 AM | コメント (0)

November 22, 2004

3週間前or3ヶ月前

お陰様でいろいろなところから公演のご案内やご招待などいただきます。本当にありがたいことなんですが、そのDMがだいたい、公演初日の3週間から、時には1週間前に送られてきます。そうなると予定、もう入っていますってことばかり。

私自身は公演のご案内や告知は数ヶ月にするのが当たり前のことだとおもっています。一般の大規模公演などは半年、1年前から告知します。そしてチケット発売の時には充分情報が行き届いている状態です。

公演の規模が小さいのであれば、サイトや仮チラシなどで情報を流す必要があると思います。告知が遅ければ遅いほど、多様な公演に足を運ぶ一般客には後回しにされます。よって身内客しか集まらないことになってしまいます。

fringeのblog にも書かれています、BeSeTo演劇祭、興味はありました。だからまめにサイトチェックしていたんですが、タイムスケジュール、なかなか掲載されなかったのです。

ほんと公演告知、何とかして欲しいです。お客さんに来て欲しいとは思っていないんじゃないかという宣伝が多すぎます。

投稿者 川南 恵 : 01:54 PM | コメント (0)

November 19, 2004

芝居談義はワインで

ロンドンで暮らしていたとき、お酒を飲む場合、パブではビール、
それ以外ではワインを好んで飲んでいました。

イギリスはフランスワインの最大輸出国であり、イギリス人は昔からボルドーをクラレット、ブルゴーニュをバーガンディーとよんで愛飲していたのです。ロンドンの街中ではワインが気軽に購入できたので、お食事に招かれた時などはかならずワインを持参してうかがいました。
私と同時期に留学していた劇作家・演出家Nさんや演出家Kさんも赤ワインをよく飲んでいましたっけ。ワインを飲みながら我が家で今日見た芝居の感想をおしゃべりしていました。

昨日はボジュレー・ヌーボーの解禁日。我が家でもルイジャドのボジョレー・ヴィラージュ・プリムールを購入。ちょっと他のボジョレーとは製法が違うらしいのですが、昨年飲んで大変おいしかったので今年も同じものを予約しました。

投稿者 川南 恵 : 09:40 AM | コメント (0)

November 18, 2004

リチャード・ハドソン氏のワークショップ

ロンドンより舞台美術家リチャード・ハドソン氏が来日、まずは大阪、京都でセミナーやワークショップが開催されました。15日の大阪芸術大学AVホールで行われた講演には270名ほど、また16日の京都芸術センターのセミナーにも150名のお客様がお越しになり、大盛況だったそうです。
私は17日のワークショップ、午後の講評を見学させていただいたのですが、いや面白かったです。

ワークショップでは異なる課題を用意、1日目はオペラ「ピーター・グライムズ」を、2日目は「かぐや姫」をテーマにストーリーボードや模型を作成し、デザインをハドソン氏に見てもらうという内容でした。講評ではハドソン氏は一人一人に大変丁寧なコメントやアドバイスをおこなっていました。

ワークショップ参加者は50名ほどの申込者から選ばれた22名、主に関西の芸術系大学の学生さんだったようです。芸術センターフリースペースには関西の舞台美術家の方々の協力でたくさんの材料も運び込まれてデザイン学校のようになっていて楽しそう。

講評を見ていて感じたことがいくつかありました。日本舞台美術家協会事務局の方もおっしゃっていたのですが、創作プロセスをきちんと説明できること、これが以外とできていない。またストーリーボードを作成してデザインを作っていくことがなかなか難しかったようです。それに観客から見た視線ではどう見えるのかに気を配られていないデザインもいくつかありました。

舞台美術とは一定の時間内で変化するデザインです。単なるオブジェではだめですし、テクニカルな知識も必要です。そしてなにより、美術家1人では完結できない、コラボレーションの結果であるということがもっとも重要です。照明や演出が加わり、俳優がその空間で移動をおこなう空間デザインなのです。

今回配布されたパンフレットにハドソン氏はこう書いています。

  私は舞台美術家の仕事とは、物語を理解してもらうのを助け、聞き手の心を惹き付ける
  ことであると思います。一番に大切なことはもちろん適正な空間の創造であり、ちょう
  ど良い寸法の割り当てやマッチした雰囲気をつくりだすことにあります。
  舞台美術家が舞台上でみせるものには必然的理由がなければだめであると思います。
  私個人は不必要なデコレーションは嫌いですし、どちらかというと本質的な構造のみに
  抽象化された舞台イメージを好みます。
   (「世界の最先端をゆく舞台美術」ライオンキング舞台美術家リチャード・ハドソン氏を迎えてパンフレットより)

この企画、関西では動員が難しいのかなと思っていたのですが、私の想像以上にたくさんの方が足を運んでくださいました。特にワークショップに参加された若いデザイナーの方々には大変良い刺激になったのではと思います。

投稿者 川南 恵 : 09:57 AM | コメント (0)

November 17, 2004

仕事のできる人は料理上手?

料理、好きですか?
私は大好き、人に作ってあげるのも大好きです。

SOHOで仕事をしているということは料理好きには大変良い環境です。
料理は気分転換にも最適だし、自分の健康管理もできます。

我が家の近くには錦市場やデパートの食品売り場が何件もあり、材料購入には絶好の環境。
買い物はほぼ毎日、季節の旬の材料を取り入れて、身体が食べたがっているものを作ります。

料理の上手な人は仕事もできるって密かに思っているのですが、どうでしょう?
だって料理って材料を吟味する目利き力だし、予算内でのやりくり力だし、味や色彩に対するセンスだし、献立を作る構成力だし、作る手順や時間配分の段取り力だし、そして食べる人へのもてなしのこころホスピタリティだし。。。

自画自賛になっちゃうけど、料理上手の制作者って、絶対いい仕事すると思うな。

投稿者 川南 恵 : 09:13 AM | コメント (0)

November 16, 2004

BGM

仕事中に音楽、聞きますか?
うちのBGMはモーツアルト。

いろんな曲を試してみたのですが、結局モーツアルトに落ち着きました。
仕事の妨げにならず、軽快で優美な曲が多く、何十回繰り返して聞いても飽きない。
モーツアルトの楽曲はソロ、デュオ、トリオから室内楽、協奏曲、交響曲、宗教曲と多彩でしかも多作。

以前はCDでしたが今はインターネットラジオのモーツアルトチャンネルをかけっぱなしです。

投稿者 川南 恵 : 09:16 AM | コメント (0)

November 15, 2004

制作者の国語力

助成金申請書書きの毎日が続いています。
先日のコラムで書いたように、予算書作成はデッサン。
となると、内容などを説明する文章作成は「彩色」でしょうか。

各申請書にはそれぞれ決まったフォーマットがあり、その書き込みスペースには制限があります。別紙添付などはそのように定め書きがない限りしてはいけない。
このような申請書の制約は、審査の作業をスムーズにおこなうために必要なのだと思います。
だって見る側の身になれば、1件4枚の申請書だって、数百件あれば、それは気が遠くなる分量でしょう?ましてやばらばらの規格だったら大変なことになります。

私たち申請書作成者はその枠の範囲内で求められていることを述べなければなりません。
簡単明瞭で、しかも説得力のある文章を書かなければなりません。

文章作成中には、的確な色(言葉)を見つけるのに何時間もかかったりすることがあります。
「おお、これこれ、この表現!」という言葉が見つかった時には本当に嬉しくなります。
制作者であっても国語力は必要、辞書や類語辞典など手元において作業すると便利です。

投稿者 川南 恵 : 03:31 PM | コメント (0)

November 13, 2004

バックキャスティングという考え方

ewomanのサイト で『朝2時起きで、なんでもできる!』(サンマーク出版)の著者で同時通訳者・環境ジャーナリスト・セルフマネジメントコーチの枝廣淳子さんのインタビューが掲載されています。その中に英語学習の方法として「バックキャスティング」について書かれています。

バックキャスティングとは「将来から現在を振り返る」という意味です。かなえたい究極の目標、理想の姿をまず描く。そしてその「理想像」から現状を振り返り、「ではあそこへ行くためには、何をすべきか」を考えます。Dream→Vision→Plan→Actionと基本的に同じ考え方です。

留学のために英語を学びたいという人には「何をするために」「いつまでに」が重要になってきます。仮に「1年間の演劇学校のコースに入りたい」として2006年9月に入学するとしましょう。今は2004年11月ですから逆算すると22ヶ月、668日前です。演劇学校は入学試験がありますので、その受験期間がだいたい入学前年の11月から翌年の6月まで、学校によっては3次試験まであります。入学試験は面接や歌唱、台詞をつかった演技などの科目がありますので、実際に留学する10ヶ月前の2005年11月にはそれをクリアできるだけの英語力を身につける必要があります。

ですから「演劇学校の入学試験に挑戦できるだけの語学力を2005年11月までに身につける」が目標になります。あなたの持ち時間は1年間、365日です。幸運にも試験に合格したとして2006年9月の入学までに今度は「演劇学校の授業についていけるだけの英語力」を身につけるという新たな目標がでてきますが。。。

これが果たして達成可能かどうかはそれに挑戦する人によって異なってきますが、少なくともこのようにPlanしてActionすることが、バックキャスティングです。
バックキャスティングは英語学習だけでなく、仕事や人生設計にも活用できる方法です。
私も日頃から活用している方法でとても実用的.

『朝2時起きで、なんでもできる!』ももちろん参考になりますので、是非読んでみてください。

投稿者 川南 恵 : 08:11 AM | コメント (2)

November 12, 2004

【お知らせ】ローナ・マーシャルのワークショップ

ローナ・マーシャルLorna Marshallのワークショップ
「身体は喋る(The Body Speaks)」

あらゆるパフォーマンスは身体から始まります。身体が喋って、動いて、歌うー気持ちが動いて身体が言葉を喋って、空間と時間の中を動くのです。
今日パフォーマーの訓練は声と身体と精神を別々のものとして扱い、トレーニングする傾向があります。しかし別々に訓練するだけではトレーニングは終わっていません。全てをつなげなくてはなりません。別々で孤立したままだと喋る言葉はウソくさく聞こえ、身体の動きはぎくしゃくしてしまいます。反対につながっている時は言葉や動きはひとつの真実を語り、観客は一瞬一瞬、目の前の真実をパフォーマーと共有することができます。
このワークショップはこの「つながり」を見つけることに焦点をおきます。身体と声をいかに内面の心の動きにつなげるか。

健康な身体とオープンな気持ちで来てください。

【日 程】12月22日(水)-29日(水)(26日休)/11:00-17:00(昼休み含む)
【参加費】42,000円(11月14日までに申し込むと40,000円)
【会 場】森下スタジオ(東京都江東区)
【対 象】プロのパフォーマー
【定 員】16名
【助 成】財団法人セゾン文化財団/大和日英基金
【後 援】ブリティッシュ・カウンシル
【締 切】12月7日(火)必着*書類選考あり/定員に満たない場合は直前まで受付

ローナ・マーシャルLorna Marshall:ムーブメントー・ティーチャー

  イギリスのローズブルフォード演劇カレッジ(Rose Bruford College of Speech and
  Drama)とオーストラリアのヴィクトリアン芸術院(Victorian College of Arts)演
  劇学部のムーブメント・ヘッドを経て、現在はロンドンの王立演劇アカデミー(RADA)
  とウェーバー・ダグラス演劇アカデミー(Webber Douglas Academy of Speech and
  Drama)のムーブメント・ティーチャー。
  また外部の仕事としては、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの「コリオレイナス」
  のムーブメントダイレクター(2002年)、ロンドン・ミレニアム・ドームのセントラ
  ル・ショーのパフォーマンス・コンサルタント&トレーナー(1999年)、その他パリ、
  ユトレヒト、ベルリンなどで定期的にパフォーマーのトレーニングを行う。俳優のみな
  らず、オペラ歌手、ダンサー、サーカス・パフォーマーなど広い範囲のパフォーマーを
  教える。著書に「身体は喋る(The Body Speaks)」、「透明の俳優(The Invisible
  Actor)」(ヨシ・オイダ共著)などがある。

申込用紙入手先/問い合わせ先:チームブーギー(担当中野)e-mail teamboogie@myad.jp
企画/製作:池内美奈子

投稿者 川南 恵 : 08:30 AM | コメント (0)

November 11, 2004

【お知らせ】ゼミページ

俳優指導者養成ゼミ2004 まであと1ヶ月を切りました。ゼミレポートに一期生の「ゼミから9ヶ月、なにか変わりましたか?」のコメントなどを不定期更新します。12月6日から21日までのゼミ期間中は、ゼミの模様をお伝えします。お楽しみに。

投稿者 川南 恵 : 09:12 AM | コメント (0)

November 09, 2004

機運の到来

人生の中で物事がぐっと進む時期というのがあります。
機運が熟するというのでしょうか、今までの努力が認められ、ギアチェンジをするように加速する時があります。私はなぜだかそういう時期にさしかかった人と出会うことが多いです。
人それぞれにステップアップするペースは異なりますが、彼らのその瞬間に立ち会えるのはとても嬉しいことです。機運に恵まれている人は綺麗なオーラを発しています。そのエネルギーをもらって私も負けずにがんばるって思えます。

投稿者 川南 恵 : 03:22 PM | コメント (0)

November 08, 2004

先生の話は聞きましょう

先日、ある劇団の付属養成所の授業を見学させてもらった時に、1つ気になったことがありました。先生が指示をだしている最中に聞いていない生徒さんが以外と多いことです。インストラクションを聞き逃すとそのエクササイズの「目的」が達成されないのに、私語や自分のことに夢中になっていてうわの空。先生が「ではやってみて」と言うと、ほら、やっぱり聞いていない生徒はできていない。ああ、もったいない。

でも、その学校だけでなく、ほかの劇団の付属養成所の授業を見学させてもらった時にも同じようなことがありました。一過性のワークショップでは短期間に今まで会ったことのない人との作業が中心ですから、そんなことは滅多にないのですが。学校だとクラスメイトと長く一緒なので仲良くなるから起こることなのかもしれません。

でも、も少し、先生の話は聞きましょうね、大事なこと、言っていますから。生徒さんに注意力がないのか、理解力がないのかわかりませんが、そんなんじゃ将来俳優として演出家の指示を理解できないよ、って思ってしまいます。

投稿者 川南 恵 : 11:40 AM | コメント (0)

November 05, 2004

Motleyについて:創造の最初の1歩

「遠回りのようだけど、これが一番のショートカットなの」

Motleyでの1学期最初の課題、ビリー・ライヤー(1960年キース・ウォーターハウス/ウィリス・ホール作)に取りかかった時、指導教師のクラウディア・メイヤーは私にこう言いました。

日本ですでに美術アシスタントをしていた経験で、まず図面から考える癖がついていた私は、台本のト書きや舞台設定にとらわれていてなかなかいいアイディアが浮かばなかったのです。

そんな時、クラウディアは「Megumiがこの作品を読んだ最初の印象やイメージを描いてみて」と言ったのです。「文章でもかまわないし、なにか詩を選んでもいいし、ドローイングで表現してもいいし、素材(マテリアル)を選んでコラージュしてくれてもいいの」、そう言ったのです。

そこで私は最後のシーンを墨で濃淡をつけただけのドローイングにしてみました。そこからもう一度デザインを具体的にする作業にもどったのですが、最終的にできあがった作品はそのドローイングの雰囲気を保っていました。

デザイナーにはいろいろなタイプのアプローチがあると思いますが、あの時、クラウディアは個性というものがデザインに反映される一番単純な方法を私に教えてくれたのだと思います。
図面からでもなく、指定されたト書きからでもなく、演出家からの依頼や指示でもない、まずデザイナーがその戯曲を読み終わって最初にもったimpressionを大切にする。私がMotleyで最初に学んだ大切な教えです。

投稿者 川南 恵 : 11:37 AM | コメント (0)

November 03, 2004

制作者のデッサン力

申請書書きが本格的に始まっています。これから2,3ヶ月続く作業です。
各企画書はすでに手元にあって、それをもとに申請書に落とし込んでいく作業を毎日こつこつと続けます。もちろんそのまんま移すのではなく、見方を変えて目的に合うように再構築するのです。

先日のコラムにも書きましたが、予算書は重要です。予算書の数字をいじっていると企画のボリュームがはっきりと浮かび上がってくるのです。私は予算書作業というのは美術に喩えると「デッサン」だと思うのです。舞台美術では「図面」や「下絵ドローイング」でしょうか。絵を描くとき、デッサンは大変重要です。いくら良い題材を選んでもデッサンが狂っていれば修正がききません。

毎日こつこつと行うこの作業は元デザイナーの私にとっては「作品」を作っているのと同じ感覚です。ロットリングのシャープペンシルをパソコンに持ち替えての「作品」づくりなのです。この「こつこつ」は創作の基本です。付け焼き刃では良い作品はできませんもの、ね。

投稿者 川南 恵 : 11:47 AM | コメント (0)

November 02, 2004

うれしい誤算

ネットワークユニットDuoはこのサイトに業務の請け負い料金表をアップしています。

料金表をアップしたメリットは、私は「ここからはお仕事です」と明言でき、クライアントの方は私への要望を「より具体的に」できることです。そして私は「対価に見合った情報提供」に徹することができ、クライアントの方はもし自分でおこなえばその何倍もお金も時間もかかる情報を「あらかじめ了解した価格」で入手できます。

しかし正直なところ、当初は「こんなもの載せても仕事はこないだろうな」と思っていたのです。それまでの仕事の依頼は知り合いの方から紹介を受けてがほとんどだったので、サイトの情報をみての依頼がくるとは思っていなかったのです。

しかし実際は違いました。まず問い合わせが頻繁にくるようになりました。それも日本国内だけでなく海外に在住している方からのご相談もありました。内容によっては仕事としてお引き受けすることになりました。そして最近は始めからからお仕事としての依頼がくるようになりました。サイトに掲載してから8ヶ月、とてもうれしい誤算です。

投稿者 川南 恵 : 01:50 PM | コメント (0)