September 28, 2004
新しい留学日記
劇団MONOの土田英生さんが帰国し土田日記 -ロンドンから-が終了。入れ替わるように今年度の文化庁新進芸術家海外留学生、清流劇場の田中孝弥さんのあっかんべェ~、Deutschland!<田中孝弥のドイツ日記>が始まりました。イギリスとドイツという違いはあれ、海外での生活の大変さは同じです。それにしても連日のベルリーナ・アンサンブル観劇がイプセン「野鴨」にブレヒト「母」、さすがヨーロッパです。
投稿者 川南 恵 : 08:54 AM | コメント (0)
September 27, 2004
フィリップ・ジャンティ・カンパニー来日公演
フィリップ・ジャンティ・カンパニー日本公演が11月にあります。東京・山口・大阪・名古屋・松本・新潟と6都市公演。
フィリップ・ジャンティ率いるこのカンパニーは紙や布、不思議な魅力をもった人形、ダンス、マイム、マジックを駆使したパフォーマンス・グループ。以前、東京とエジンバラで2回見たことがありますが、その言葉では言い表せない美しさ、なんとも不思議で、ユーモアのあるパフォーマンスは他には存在しない芸術形態でしょう。
今年は公演期間も長いので見られそう、大好きなカンパニーなのでとても嬉しいです。
投稿者 川南 恵 : 08:55 AM | コメント (2)
September 24, 2004
他業種に学ぶプロデュース力:旭山動物園
昨晩の クローズアップ現代、北海道旭川市にある 旭山動物園が取り上げられました。
この8月の入園者数32万人、お客さんは全国から動物園に訪れます。
番組で紹介された動物園は、私の知っている動物園ではありませんでした。ペンギンは水中を飛び回り、ゴマフアザラシは目の高さで対面でき、北極クマはお客さんにむかってダイビングしてくる。オラウータンは地上17mの上をゆうゆうと移動し、ユキヒョウはお客さんの頭上で昼寝をしている。
「行動展示」という手法で動物の特性を生かし、その一番かっこいい姿をお客さんに見せるために園長さん始め「飼育展示係」と呼ばれる担当者が日夜取り組んできた成果です。9年前には閉鎖も検討された動物園。園長が小菅さんになってから改革が行われ、全国の動物園関係者が視察に訪れる今一番ホットな動物園です。
HPの「園長室」にはこう書かれています。
私たちは、こう考えました。
動物には、それぞれに人間には遠く及ばないものすごい能力があります。
それを発揮させてやれば、きっと動物は気分がいいに違いないでしょうし,
見ている人も驚くに違いありません。
まず、動物たちに、快適な暮らしをしてもらい、それをお客様に見ていただこう。
それも、動物園ならではの視点で・・・。
私たちは、動物の姿形ではなく、「動物たちの特徴的な行動を展示する」ことにしたのです。
8年間で動物園を甦らせたその手腕に、脱帽です。
投稿者 川南 恵 : 09:24 AM | コメント (0)
September 23, 2004
サポートと代行の違い
助成金申請のサポートと代行の違い、なんだと思います?
サポートは基本的に「家庭教師」。
依頼者である劇団や団体の制作担当者や個人活動のアーティスト自身に申請書をまず書いていただく。それを随時、添削していくのです。勿論、書き方のポイントやコツをお話してから作業にかかっていただきます。各助成団体には独自の申請書がありますから、それらの特徴を最大限に利用する書き方をコーチします。クライアントは主に助成金申請が初めての制作者です。
代行は文字道理、作業を「代わって行い」ます。申請に必要なすべての情報をいただいて、私自身が申請書を作成するのです。この場合、大切なのは、私自身がその企画を充分に理解していること。気分的にはあたかも私が企画者の1人である、その位の企画への理解と賛同、冷静さが必要だと思っています。クライアントは主に実行委員会や長期活動を見込んでいないユニット、もしくは現在は専任制作者が存在しない団体です。
サポートの目的は、クライアントが次回から自分自身で申請書を書けるようにする人材育成であり、代行の目的は、その企画そのものの成立を願う、一種の制作協力だと思っています。
投稿者 川南 恵 : 10:54 AM | コメント (0)
September 22, 2004
ジンガロ、来春初来日!
やっと、やっと来ますね、ジンガロ。
太陽劇団が新国立劇場で初来日をはたした今、まだ来日公演が実現していなかった最後の大物カンパニーでしょう。
ジンガロは以前、ロンドン(かパリ、記憶が確かでないです)で偶然テレビでドキュメンタリーをやっていたのを見て、絶対見たいと思っていたフランスの騎馬劇団。フランスにいく度に公演をやっていないか調べていたんですが、いつもスケジュールがあわず、まだ未見なんです。
ジンガロの魅力についてはフリーダム・ライディング・クラブのサイトにいくつかレポートされていますし、9月2日にはNHK BSハイビジョンでも「騎馬劇団 ジンガロの魔法」が放映されたようです。
ああ、来春の日本公演、今からわくわくしています。
投稿者 川南 恵 : 09:32 AM | コメント (4)
September 21, 2004
最近、芝居を見ていない
手帳に仕事の予定を書き込んでいて、ふと、気がつきました。
最近、芝居、見ていません。
今年のお正月に初見の劇団を見ようと決心したのに、見に行く機会がぜんぜん増えません。その理由は2つ。1つには公演日が金土日3日間に集中していること(私は週末は休みたいのでよほどの理由がないと観劇に出かけません)、もう1つには興味を惹かれる公演がないこと(「頑張っていますから見に来て下さい」公演に足を運ぶほど暇じゃないし)。東京からわざわざ離れて住んでいる私ですが、見たいと思う公演に関しては東京の方がやはり多いです。選択肢が沢山ありますから。
ここ最近の観劇は7月に3本、8月に1本です。
情けないですが、ほんとうです。
でも、月1本なんて一般人の感覚ではあたりまえ、いや1本は多いかも、とも思ったり。
投稿者 川南 恵 : 03:17 PM | コメント (0)
September 20, 2004
月曜日にすること
今日は敬老の日ですが、私は祝祭日は休まないので、いつもの月曜日と同じです。
私はSOHOで仕事をしていますが、仕事は月曜から金曜までの5日間、朝は8時半ごろから夕方はおそくとも18時までという世の中のオフィスワーカー達と同じような時間帯でおこないます。
土日は基本的にお休み。
もちろん、打ち合わせ、観劇(私の場合はこれは仕事になります)、出張など入ってくるのでまるまる2日間休めないことが多くなってきていますが、パソコンに向かって何かするという仕事は極力入れない。ぼーっと散歩したり、本を読んだり、お昼寝をしたりして心と身体と頭脳を休ませます。
月曜日の朝1番にすることは、その週にするべき仕事のTO DO リストを作成することです。
誰々に何日までにメール返信する、誰々との契約書作成・送付、など締切の迫っている日順に書いたリストです。TO DO リストを毎週作成するのは、私の仕事が常に複数、同時進行しているので、作業のもれがないことを確認するためと常に変化する状況に合わせた最新の作業スケジュールが必要だからです。記載もれのないようにリストを作成し、それが出来上がったら、順番に取りかかります。このリストには順次終わった仕事のチェックマークがつけられ、また新たに増えた仕事も手書きで加わってきます。
TO DO リストを作成しながら、頭を休日モードから仕事モードに切り換えて、さあ、新しい1週間の始まりです。
投稿者 川南 恵 : 10:22 AM | コメント (0)
September 16, 2004
【お知らせ】Voice and Movement workshop
この夏、新国立劇場俳優養成サマーコースで受講生はもとより、他の講師からその指導ぶりを絶賛された池内美奈子(ヴォイス)と山中ゆうり(ムーブメント)のワークショップが10月に東京でおこなわれます。ロンドン在住の山中さんは8月に続いての再来日です。
池内美奈子のVoice Course 俳優のための声と言葉のトレーニング
10月特別ワークショップ「心と身体と声をつなぐ」
ヴォイス・トレーニングとはただ発声をするだけではありません。舞台に立って、
声と言葉を発したとき、観客の想像力をいかにかきたて、物語をおし進められるか、
その力のトレーニングです。心を身体と声をつなげる長い道のりです。
今回はヴォイスとムーブメントと一緒におこなっていきます。
基礎編
【日 程】10月20日(水)、21日(木)
【時 間】11:00 - 17:30(昼休み含む)
【会 場】東京森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
【対 象】Voice Courseが初めての方
【定 員】20名
【参加費】15,000円
応用編
【日 程】10月22日(金)- 24日(日)
【時 間】11:00 - 17:30(昼休み含む)
【会 場】東京森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
【対 象】Voice Courseを以前に受けたことのある方
【定 員】14名
【参加費】20,000円
*基礎編と応用編の通し受講ができます。参加費は30,000円です。
申込方法:規定の申込書を郵送
締 切 :10月13日(水)必着(書類選考有)*定員に満たない場合は直前まで受付
問い合わせ・申込書請求先:チームブーギー(担当中野) e-mail teamboogie@myad.jp
投稿者 川南 恵 : 10:56 AM | コメント (0)
September 15, 2004
【お知らせ】ステージ・コンバットのワークショップ
デラルテ舎のワークショップ 「ステージ・コンバットin東京2004」が11月2日から11日に開催されます。
講師はアメリカから2名来日。デラルテ舎の光瀬名瑠子さん(SAFD公認コンバットアクター)も指導にあたります。デラルテ舎のサイトには光瀬さんのアメリカでの研修日記も載っています。
日本の殺陣とは異なり、ステージ・コンバットはレピア(細身の長剣)やソード(長剣)、バックラー(小さな盾)などなど、シェイクスピアをはじめとする古典の翻訳劇をこなす俳優には絶対必要なトレーニングです。また素手でのファイティングもあるので現代劇にも応用できます。今回のワークショップには最初に1日のレクチャー&デモンストレーションもあるので、ワークショップはちょっと時間がないという方にもお薦めです。
日本の古典の翻訳劇ではなかなか満足のいくファイティング・シーンを見ることがないのは、ステージ・コンバットの専門教育を受ける機会がないからだと思います。現役の俳優さんや将来プロになりたい皆さんはこの絶好の機会、逃さないように!
投稿者 川南 恵 : 11:49 AM | コメント (0)
September 14, 2004
花魁道中
今朝の新聞折込広告を見ていて、びっくり。
9月19日(日)14時より大丸京都店の1階四条通入口から錦入口で「島原太夫 花魁道中」があるんです。京都で唯一現役の太夫がいる置き屋「輪違屋(わちがいや)」から花魁が来店するんだそうです。
輪違屋(わちがいや)は通常非公開ですが現在特別公開中だそうです(8月1日〜9月30日(10:00〜16:00閉門)入場料600円)。太夫を派遣する置屋で、 島原で古い歴史を持っています。
しかし、デパートで花魁道中ですよ!
是非、行かねば。
投稿者 川南 恵 : 09:55 AM | コメント (3)
September 13, 2004
日本の戯曲100本の英語訳
国際交流基金が日本劇作家協会と共同で 日本の戯曲100本として戦後日本の代表的な戯曲作品を英語であらすじにまとめました。日本の優れた戯曲が海外に広く紹介され、上演されるようになることを目指して実施した事業だそうです。
私はこの資料を見て、ここにはまだ掲載されていないがこれから海外での活動を目指している演劇人にも役立つすぐれものだと思いました。なぜなら自分達のプロフィールや戯曲のタイトル、あらすじのことを「英訳」する際のお手本として使えるからです。さらに日本語からの直訳だけでは海外の人には理解できない劇作家の作風など英語には加筆されていますので、日本語から英語への翻訳の勉強にもなります。
是非、読んでみて下さい。
投稿者 川南 恵 : 09:34 AM | コメント (2)
September 09, 2004
セゾン文化財団がサバティカル(休暇・充電)への助成
今日受け取った 財団法人セゾン文化財団の2005年度現代演劇・舞踏助成募集要項に興味深い変更が1点がありました。
今年度までのプログラムで創造環境整備のA-2留学・研修の個人研修となっていたものが「サバティカル(休暇・充電)」となっているのです。対象も活動歴が3年以上から5年以上、一定の評価を受けているアーティスト、批評家、プロデューサーの1ヶ月以上の海外渡航となっています。
なにより、はっきりと「休暇・充電」と書かれていて、これがすごいと思いました。
そうです、アーティストもプロデューサーも1度きちんと立ち止まり、今後の展開を考えるための充電期間が絶対必要なんです。研修であれば、文化庁の制度も利用できるのですから、これは画期的な表明ではないでしょうか?
注:まだHPには2005年度の現代演劇・舞踏助成の募集要項はアップされていません。
投稿者 川南 恵 : 04:28 PM | コメント (0)
September 07, 2004
お見合い
残暑が続いていますが、また「助成金申請書書きの秋」が訪れました。今年もこれから申請のサポートや代行作業が始まります。申請者にどの助成金をめあわせればいいかというこの作業、なんだか「お見合い」のようです。
作業をはじめる前にまず申請者についてと助成団体についてもよくよく知っていなければなりません。釣り書き(企画書)を読んで、この人(申請者)にぴったりの相手(助成団体)をマッチングさせる。年収(売上げ)だとか学歴(舞台歴)だとか趣味(活動内容)などが相手(助成団体)の希望(応募要項)にかなうかどうかをじっくり考える。ね、お見合いのようでしょ?
今年度の申請で何組を成立(助成金獲得)させられるでしょう?ワクワクしながら、しかし、業務がバッティングしないように申請作業スケジュールとにらめっこの真っ最中です。
投稿者 川南 恵 : 01:32 PM | コメント (0)
September 06, 2004
俳優養成には時間もお金もかかる
私は2002年から新国立劇場の演劇研修事業作業部会というところで委員をしています。2003年秋には海外の養成機関の実態調査をおこない、2004年8月には新国立劇場俳優養成サマーコースにも関わりました。この夏、20名の受講生と15名の講師の先生方の様子を2週間見続けて、様々な検討事項がはっきりと見えてきました。そしてなにより、俳優養成には本当に「時間がかかる」ということを再認識しました。「時間がかかる」ということは「お金がかかる」ということです。授業料ではまかないきれない多額の資金がどうしても必要になります。
9月4日付の日本経済新聞東京本社版朝刊に掲載されたように、新国立劇場では来春の俳優養成機関設立を目指しています。まだどうなるかわかりませんが、演劇関係者の皆さん、そして観客の皆さんの後押しが必要です。どうか、よろしくお願いします。
投稿者 川南 恵 : 03:54 PM | コメント (0)
September 05, 2004
【お知らせ】林英世のワークショップ
劇団M.O.P.の女優である、林英世さんが俳優のためのワークショップを行います。俳優指導者養成ゼミ一期生でもある彼女、関西で精力的に後進の指導をおこなっていますので、是非。
「舞台の上で生き生きと呼吸する、俳優を見たい!」
俳優に求められる能力とはなんなのでしょうか?
皆さんは、それを自覚して舞台に立っていますか?
作家、演出家、と同じ平面に立つ表現者であると実感していますか?
スポーツ選手にトレーニングが必要なように、俳優にもトレーニングが必要です。
もっと、俳優になるために、私たちにはできることがあると思うのです。
la boum moment 林 英世
<vol. 1> 9月25日(土) 26日(日) 「ヴォイス=声」
~あなたの本当の声を見つけて、生かす。言葉を自分のものにする。
〆切:9月15日
<vol.2> 10月23日(土) 24日(日) 「ムーブメント=身体」
~体の声を聞いて、その衝動を感じる。心と体を一体化する。
舞台の上で起こる出来事をイキイキと感じるために。
〆切:10月4日
<vol.3> 11月27日(土) 28日(日) 「インプロビゼーション=即興」
~今を生きる。あなたから生まれだす演技を見つける。
一瞬一瞬を楽しみながら舞台で生きる。
〆切:11月8日
<vol.4> 12月18日(土) 19日(日) 「戯曲読解、アクティング=脚本と出会う」
~言葉の中から、世界を読み解く。
あなたの力で戯曲を生かす。
〆切:12月3日
場所:大阪市内施設
時間:2日間とも10時~17時
資格:演劇経験者で、俳優あるいは演出家として自分を高めたいと思っている方
受講料:1講座 12000円 (複数受講者には割引があります)
応募方法:下記必要事項をファックスまたはメールしてください。
受講講座名
氏名
本人と連絡のつく電話番号とメールアドレス
住所、郵便番号
今での演劇経験と、自分にとって問題だと感じていること
応募先:メール la_boum_moment@excite.co.jp
fax 072-783-9879 (担当:小林)
投稿者 川南 恵 : 10:16 PM | コメント (0)
September 01, 2004
デパ地下で味わう京都ランチ
京都四条河原町通から烏丸通間にはデパートがいくつかあります。地下の食料品売場はなかなか工夫が凝らされており、京都の名店の味が気軽に味わえる食事処があります。
大丸京都店には鯖寿司で有名な「いづう」、すきやきで有名な「三嶋亭」がはいっています。中でも「三嶋亭」ではすき焼き定食が1575円で味わえます。寺町三条の本店ではお昼は2900円からですのでとてもお得。カウンター席だけのお店ですが、昼食時には1人の女性客や年輩のご夫婦づれなどでにぎわっています。
高島屋京都店では「きょうの味どころ」が狙い目。なにせ週替わりで京都の有名日本料理店の限定メニューが味わえます。お値段は5000円ほど。少し高めではありますが本店では1万円以上からでしょうから大変お値打ちです。9月1日から7日までは 相伝 なかむらです。
ちょっとした穴場なので、京都にお越しの節は是非。