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July 12, 2004

観劇感想4「戯曲の力について」

アトリエ劇研 t3heater の「2人の守衛」(作・演出 田辺剛)を土曜日のマチネで見てきました。

最近は地下鉄に乗ってどこかへいく=遠出に感じるようになってしまって、劇研にはずいぶんといってなかったのですが、今年の目標「初見劇団を見る」べく出かけました。

久しぶりに「骨太い戯曲」に出会ったと感じました。この戯曲なら、小劇場の役者を使うのではなく、新劇などで活躍している俳優と、そして同じく力量のある演出家が上演した方がより質の高い作品が作れるのではないかと思いました。私はいわゆる公演プロデューサーではないのですが、この戯曲にはちょっと気持ちが動いてしまいました。

小劇場系の芝居を見ていると、俳優の演技には残念なことに毎回、失望させられます。演出家の技量も心もとないことが多いのです。しかし、戯曲には、たまに「ああ、これで、あの俳優なら、あの演出家なら、どんなに魅力的な作品になるだろう」とワクワクすることもあります。今回「2人の守衛」を見て、あらためて演劇は「はじめに戯曲ありき」なんだと感じたのでした。

投稿者 川南 恵 : July 12, 2004 11:12 AM

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