火曜日の夜、楽しみにしているテレビ番組があります。
スーパーピアノレッスン です。
今はショパンの曲をフランス人のピアニスト、ジャン・マルク・ルイサダ氏が講師となって指導をしています。
その前にはモーツァルトをフィリップ・アントルモン氏が指導していました。
生徒は年若いピアニスト。
私がとても興味を惹かれたのは、講師が2人とも「楽譜に書かれた指示」を大切に、見落とさないようにしていることです。
若いピアニストは時に、自分の想いだけで(またはムードだけで)、強弱をつけたりしてしまいます。
でも、それに対して講師が「楽譜を見て!書かれていることを見て!」と必ず注意します。
楽譜に書かれたことをまず、忠実に再現できること。
自分自身の表現はそれが出来てから。
「楽譜」を「戯曲」に置き換えれば、
俳優にも通じることだなと思って毎週見ています。

こんにちは、川南さん。お忙しい日々、お元気そうですね。
池内さんのWSでお世話になっています、竹田まどかです。
私もこの番組、大好きです。
10年以上ピアノをやっていたということもありますが、
初めてTVでのレッスン番組で「おおお、面白い!」と思いました。
楽譜の中に書かれている指示を、忠実に表現するよう指導してゆく先生の「呼吸」を感じていると、
私まで弾けそうな錯覚さえ覚えます。
レッスンとは思えないほど、その音楽の世界に引き込まれます。
私の叔母は混声合唱団の指揮者なんですが、その叔母もよく言っています。
「必要なことは全て、楽譜の中の音符や指示に描かれている。
大事なことはそれをひとつひとつ拾いあげて忠実に組み立ててゆくこと。
これが音楽(合唱)を表現してゆくということ」
個人の思い入れは必要ない、
混声合唱というのは一人が気持ちよく歌ってしまってはアンサンブルにならない世界なので、
あえて厳しい言い方をするようですが。
でも、その通りだと思いました。
必要なことは描かれている。それをどれだけくみ取れるか、忠実に再現できるか。
演奏家のみならず、俳優にも本当に通じることだと思います。
音符も言葉も、表現の仕方(記号)が違うだけで、ある世界を表現しようとする、大事な手がかりなのですものね。
竹田まどかさん、コメントありがとうございます。
返信がおそくなってごめんなさい。
そう、基本があって、応用ができる。
どの世界でもこれは共通していますね。
あの番組はそれを教えてくれます。
楽譜通りに指示に従っても、人間それぞれに個性が出てきます。
その順番を間違わないようにしないといけないなぁと感じています。